文房具友達がキャップレス万年筆を購入するのを見て「気がしれないなぁ」と思ってました。その頃、僕はこのキャップのないヘンテコリンな万年筆を認めていなかったのです。でも、じわじわと外堀を埋められて、購入して、今や究極とまで言うようになりました。
確かにキャップレス万年筆は、すごいです。
ノックひとつでペン先が引っ込むので、乾きにくいように感じます。そしてなによりもカジュアルで、機動力抜群の万年筆として愛用していらっしゃる方も多いはずです。こういう便利な筆記具は使わない手はないです。どんどん使い倒して、楽しみましょう。
すぐに欲しいという方は、アマゾンで購入してください。品質も問題ないはずです。
僕が生まれる2年前の1963年に、株式会社パイロットコーポレーションは、キャップのない万年筆を世界で初めて発売しました。50年以上ユーザーに愛され続けて、超ロングセラー商品として育て上げられたノック式万年筆「キャップレス」シリーズの新製品として、マーブル調樹脂を使用した万年筆『キャップレスSE』(価格:33,000円(税抜価格:30,000円))が発売中です。
だんだんキャップレス万年筆の価格が上昇していくような気がするのは、僕だけでしょうか?
この新製品は、キャップが不要なノック式で、すばやく書くことができる「キャップレス」の特長はそのままに、美しく独創的なマーブル模様が特長の万年筆です。2種類の樹脂を混ぜ固めて、切削、研磨することで現れる華やかなマーブル模様は、個性的で愛着が湧くデザインです。
ボディカラーは、ブラック、ブルー、グリーン、レッド、オレンジのマーブル模様の光沢感ある5色。ペン先には、18金を使用し、F(細字)とM(中字)があります。製品名の『キャップレスSE』のSEは、フランス語のSeul(ソゥル:唯一の~)にちなんでいます。
「キャップレス」の特徴は、ノック式ボールペンのようにワンノックですばやく書くことができるところです。ペン先の収納時には、キャップの代わりに気密性の高いシャッター機構によりインキの漏れや乾燥を防いでくれます。1963年に世界で初めてキャップのないノック式の万年筆を発売して以来、50年以上ロングセラーとしてユーザーに愛され続けてきています。
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