今日は何の意味のないような「暗記」することについて書きます。最近、よくこの壁にぶつかるのです。なにも考えずにテストの成績を上げるためにだけ暗記したことは、全く身につきません。ここの理屈をよく理解して、効率的な勉強をしていきましょう。このテーマは僕のライフワークでもあります。
「暗記」のエネルギーは有効なのか?
僕は「暗記」が苦手でした。元々、能力も集中力ないのですが、勉強の意味を知らなかったからです。点をつなぎ合わせて、線にして、それを紡いで面にするということが勉強だということに気がつかなかったのです。だから「暗記」に何も意味を見出せなかったのです。
インターネットのおかげで情報入手が簡単になりました。これからの時代は百メートル走に例えると8秒台で走る人間がゴロゴロ出てきます。情報共有です。その中で、自分がいったい何に取り組むのか決めることが大事になります。つまり、決断力です。
そんな中、「暗記」は必要なんだろうか?とよく考えさせられます。記憶していることと、ネットの中にあることが同じ価値になる社会になれば、それは不要なのではないだろうか?と思うのです。そこに使うエネルギーをもっと有効活用すべきだと感じます。
この「暗記」するエネルギーとその活用について考えていきたいのです。
基礎として「暗記」は、絶対に必要かも
言語を理解するとか、最低の基礎学力を持っているという面での「暗記」は絶対的に必要ではありますね。こういう部分の情報取り出しが一瞬でできないことは、大変なロスだからです。簡単な足し算が出来ないと日常生活にも支障が出ます。
そういう部分を乗り越えたら「暗記」するまでもなく、「場所」さえ覚えておけば十分なのではないかと思います。そしてそのエネルギーをもっとクリエイティブな仕事に割り当ててもらいたい。生産性の向上に寄与してもらいたいです。
日本のホワイトカラーの生産性の低さは、ここにも原因の一つなのです。「暗記」みたいなことがチヤホヤされるから、大事な仕事に集中できないので、ここは教育現場からの抜本的改革を断行してもらいたいです。教育関係者の方、何卒お願いいたします。
アメリカの大学では質疑の時間を取らないと大ブーイングらしいです。日本の大学で質疑の時間をとったら静まりかえってしまうことがありますよね。大きな文化の違いで、日本教育の大反省がここにあります。質問力が未来を変えますから、間違えないようにしましょうね。
懐かしの「暗記」文房具を紹介します
暗記するための文房具は社会人になったら全く使わなくなってしまいました。でも、僕は大人になった今でこそ、点を集める作業として「暗記」をもう一度見直して、本当に自分の中に入れるもの入れないものの取捨をしていきたいと考えます。
いいチャンスです。では、昔懐かしい「暗記」文房具を紹介します。
懐かしくないですか?ゼブラの『チェックセット』です。
赤いペンでチェックして、白いペンで消せて、緑色のシートを乗せると赤色部分が見えなくなるので、そこを繰り返し確認して覚えるタイプです。大流行しましたが、今でも使われているんですかね?今度、受験生に聞いてみますね。
最近は使われていないのでしょうか?『単語帳』です。僕は中学高校の定期試験になると、まずこれを作ることから始めていました。覚えたいことをここに書いて、裏面に答えを書いて繰り返し覚えるのです。風呂でもトイレでも持ち込んで使ってました。
当然のようにスマホのアプリを使った暗記用品も出ています。ぺんてるが出している『アンキスナップ』すごいですよね。使っている人が見えましたら、感想を教えてください。スマホで暗記ですか・・・そりゃそうですわね。
勉強ってなんだろう?
僕なりの勉強の定義は「点をつなぎ合わせて、線にして、それを紡いで面にする。その面にした布を何が必要とされているのか見極めて服を作り上げる」ようなことだと考えています。その点を集めるのが「暗記」です。
そんな風に勉強の意味を自分の言葉で言えるようにしてから、取り組むといいと思います。今日は、夏休みに見失いいやすい勉強について考えました。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。