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僕が見るノイエグレー(NEUE GRAY)という紙は、青く光を放っているように見えます

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NO DETAIL IS SMALLさんが今回「ナナちゃんノート」(NANA ESQUISSE)に使った紙は、ノイエグレー(NEUE GRAY)。この紙が一体どんな紙なのか紹介していきます。

ノイエグレー(NEUE GRAY)の紹介

NEUEは、ドイツ語を語源とする言葉で新しいという意味です。つまりNEUE GRAYは、新しいグレー。 とても良い響きの言葉なのでスッと僕たちの中に入ってきてしまいますね。これからよく聞く言葉になりますから、仲良くしてあげてください。

この色合いは、青みがかったクールグレーをアイデンティティに持ち、 目に優しく、一歩引いた存在感から生まれる価値をライフスタイル全般に広げて提案していきます。ノイエグレーは白でも黒でもなく、言うなればグレーでもない、新しい色合いです。

光の使い方によって温かくもクールにもなり、組み合わせる色や素材を選ばず、さまざまな空間やファッション、シーンに溶け込みます。控えめなグレーは不要なノイズにならず、より好きなもの・心地よいと感じるもの・大切なものを際立たせてくれることでしょう。

ノイエグレーのプロダクトや空間で、ノイズレスでニュートラルな新しい価値をお楽しみください。

僕が見るノイエグレー(NEUE GRAY)は、冷たくて青い光を放っているように見えます。僕らのクリエイトした成果物を際立たせて見せてくれる素敵な紙です。これからじゃんじゃん使っていきたいです。

その練習台として、このナナちゃんノートを使い倒します。

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neuegray.com

青磁色って、知ってますか?

僕は昔読んだ小説の中で「青磁色(せいじいろ)」という色合いの話が出てきたことを強烈に覚えています。白い美しい陶磁器にこの色合いがあるそうなんですが、白くて薄い緑色のことだと思っていました。本当は何色なんでしょうね。

調べてみると、英語名セラドン(celadon)。また秘色(ひそく・ひしょく)とも呼ばれるそうなんです。流行したあのインクのネーミングそのままですね。僕はこのノイエグレー(NEUE GRAY)に青磁色を重ねて見ていたのかもしれないです。

もう少し深堀してみますと、唐の時代の中国に遡ります。

唐時代の越州窯で淡青色の磁器が焼成されるようになると、この色のあまりの美しさに当時の皇帝に珍重され、この色をした青磁は宮廷内で使用されるものとして民間に出回るのを禁じられてしまいました。ここから、この色が「秘色」と呼ばれるようになったのです。

その後、日本にも青磁は渡来してきました。当時の平安時代のころでも秘色と呼ばれ、同時に「青磁色」と呼ばれるようになりました。現物の青磁には、若干緑がかったものから浅黄色に近いものまで幅広く、そのため青磁色という言葉のさす色もばらつきがあるのです。

しかし、その後日本ではこの色が染物として作られ、この言葉は青磁器のみの色をさすものではなくなっていきます。藍草の生葉を杵でついて出した汁を銅で媒染するとこの色に染まるということです。(ウィキペディア参考に引用)

なかなか歴史を感じる話ですね。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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