『本と文房具とスグレモノ』

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書き味を自由自在に変えられるのは、大人のための多機能下敷き「Teriw(テリュー)」です

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文房具友達の木庭さんが「下敷き」を作りました。以前、文房具朝食会@名古屋にも参加してくれた仲間なので、みなさん応援よろしくお願いします。

多機能下敷き「Teriw(テリュー)」登場です

木庭さんが「下敷き」を作ったそうです。このデジタルな時代に「下敷き」?大丈夫か?と、思いましたけど、書くことの楽しさを思い出させてくれるような素敵なエッセンスを含んだ文房具だったので安心しました。今日から発売です。

Makuakeで販売です。

https://www.makuake.com/project/teriw/

#多機能下敷き

制作者:木庭さんのコメント

いつもは文房具本を編集している木庭さん。今回は文房具作りにチャレンジです。ここからは、木庭さんのリアルコメントをお送りします。

今回、制作にチャレンジしたのは「下敷き」です。

打ち明けますと、正直ほぼ99%の人に「マニアックだね」「大丈夫?」との声をいただいており、すでに膝がガクガクしているのですが、まだ心は折れておりません。

もともとは、約2年前に筆圧を測る機会があり、自分がゴリラ筆圧(通常の人の5倍)であることに気がついたのがきっかけです。

それまで、シャーペンの芯やフェルトペンの先を何回も折ってきたことや、なめらかといわれる油性ボールペンのインクがかすれて出なかったことなどが走馬灯のように思い出されました。イラストや絵を描くことは好きだったのですが、文字となると、特に油性ボールペンとなると、かなりの苦手意識を持っていたのです。

そこで、文房具本をつくる立場上、これではいけないと決心しました。 「そうだ、対策を打とう」と。ノートの使ったページの裏どころか、次のページまでもが凸凹として、使いづらくなるほどであったために、最初に買わなくてはいけなかったのが、下敷きだったんです。

A5サイズのノート用に買った下敷きは、ものすごい能力を発揮してくれました。まず、ノートが痛まない。そして、普通に書ける書ける。こんなに簡単な対策、なぜこれまでやってこなかったのかと悔しくなりました。

この時感じたのは、そういえば、なぜ下敷きを使っているひとってこんなに少ないのだろうということです。子どもの頃あんなに使っていたのに…。

そこから、周りへのヒアリングと自分で下敷きを作ってみるチャレンジがはじまりました。なぜ自分で作ったのかというと、せっかく買った下敷きを何度も落としたせいです。2枚落としたところで、これはメーカーさんに申し訳ない、そして、落として迷子の下敷きにも申し訳ない…。ということで、落ちないように、ページを挟んで使えるものを考え出し、クリアファイルを切ってつくりました。

さまざまな方に下敷きをどう使っているかと聞いてみると、下敷き、というより手書きへの不満が多いんですね。「ペンとノート、それぞれは好きなのに一緒に使うとダメ」とか、「なんだか面倒でPCばっかりだよ最近」とか、「手書きって疲れない?」とか。むしろ、手書きをする・しないの話になっちゃう感じです。

下敷きに絞っても、「下敷き使うとつるつるしすぎてダメなのよ」とか、「わざわざ挟むの面倒じゃない?」とか、別に悩みを聞きたかったわけではないのに、ネガティブ発言が多いんです。

いままで手帳やノートの本を編集させてもらって、手書きってすごい力を秘めていると思っていたし、自分でも実感があっただけに、これがショックだったんです。なんとか、手書きを見直すきっかけが作れないものか…。

時は過ぎ、試行錯誤2年。ようやく形になったのが今回制作させてもらった、

Teriw THE BOARD (テリュー・ザ・ボード)

です。

名前がかっこいいのは、かっこいいデザインの文房具をたくさん開発されている大先輩、ハイモジモジの代表兼ネームデザイナーの松岡厚志さんにつけてもらったためです。

「Write=書く」を「見直し=アナグラム」して、新しい「Teriw=手の流れ」を見つけてもらいたい。 という意味が込められています。

「より多くのひとに手書きの楽しさを思い出してもらい、それをきっかけに生き生きとした毎日を過ごしてもらいたい」 下敷きのことを考えながら、松岡さんをはじめ、今回助言いただいたたくさんの方々との出会いをいただいたおかげで、人生をかけて叶えたい夢が生まれました。

その第一歩を、今人気のMakuakeというクラウドファンディングのサイトで、一丁前に、開始させていただきます。

◎プロジェクト名: 手書きのよさを思い出す、大人のための多機能下敷き 「Teriw(テリュー) The Board」プロジェクト

◎商品特徴: 「世界最小のデスク」 ・A5、B6サイズがあります。さまざまなノートや手帳に対応し、安定した筆記環境をつくります。

「世界一薄い手帳」であり「自分専用の掲示板」
・銅板に軟質(ソフト)の合成樹脂シートと硬質(ハード)の合成樹脂シートがL字に圧着された下敷きシートを取り付けて使います。差し替えることで、2種類の書き味が選べます。
・使うページの後ろのページを銅板と下敷きシートで挟んで使うので落ちません。
・下敷きシートには最初にガイドラインリフィルが付属されて、マンスリーリフィルやタスクリストリフィルに差し替えて使うことができます。

「書き手に寄り添って育つ銅板」
・銅板は使うほどに酸化していき、経年変化を楽しむことができます。

こちらはPRのためのYouTube動画です。

多機能下敷き「Teriw(テリュー)」とは、2種類の硬さを選ぶことで最適な書き味を導き出し、手書きを大切にしながら自己管理までできる、大人のための下敷きです。”自分史上、最も気持ちよく書くことができる” 銅と合成樹脂シートでできた美しい下敷きを使って、子ども時代の、ただ書くことが楽しかった感覚を思い出しながら、改めて手書きの世界を楽しんでみませんか?

僕も購入して使ってみたいと思います。またレポしますね。みなさんも是非。

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僕の下敷きとの思い出です

小学生の頃に白い厚みのある下敷きを両親に買ってもらって大事に使っていたことを思い出します。その頃は、もっぱら鉛筆で書いていたので、どうしても黒くくすんでいってしまうんですよね。それを毎週のように消しゴムで消して使ってました。

下敷きを使うと硬い書き味になるので使いたくはなかったのですが、ノートがどんどん鉛筆の芯の黒鉛がトレースされてしまって読むのが嫌になってしまうくらい汚れてしまうので、それを防止するためにも使わなくちゃならなかったんですよね。

今回の大人の下敷きはボールペンの書き味を僕たち好みに調整してくれるはず。太めのモノでしっくり書くときにはとても便利なはずです。書くのがたのしくなるくらい僕のマインドに寄り添ってくれることを期待してますよ。木庭さん!

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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