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まさかの385円!ぺんてるのシャープペンシル『PG-METAL350(ピージーメタルサンゴーゼロ)』

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ちょっと自慢ですけど、毎日違うシャープペンシルをポケットにさして仕事しています。朝一番の書き出しから毎日微妙に味わいが違うので、とても新鮮です。こういうの大人の贅沢かも!

ぺんてるのシャープペンシルを味わう

2021年の5月25日(火)から発売開始された、ぺんてる株式会社の製図用シャープペン『PG-METAL350(ピージーメタルサンゴーゼロ)』を、買ってきました。なんと、このスタイルとデザインで¥385です。とてもお買い得なのでお見逃しなく!

全国の文具取扱店にて順次発売開始していくとのことですけど、早いお店はもう入荷して店頭に並んでます。ぜひぜひ、重量バランスやグリップ感覚をよく確認してからお買い求めください。この軽さは、とても使いやすいと思いますよ。

この製図用のペン先はすっきりしたデザイン。紙と芯が接地しているところがバッチリと見えますから安心して使うことが出来ます。字の練習や、狭いスペースに書くのに最適だと思います。どうして、こんな安い価格設定が出来るのでしょうか?

そこのところ、ぺんてるの担当者の方、教えてください(笑)
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この商品特徴を紹介していきます

1.低重心設計で濃くかけて疲れにくい

まずは、先端部に重心が集まっているので、軽い力で書くことが特筆すべき特徴です。これは、金属製グリップと先端部の重みがペンを紙に押し付ける力を助けてくれるのです。重心が中心よりも先端に近い位置にあることで、筆記時の疲れを軽減するんです。

筆圧が高くて疲れて困っている方に、こんな筆記具は最高ではないでしょうか?軽く書けるってイメージするだけで、かなりの負担軽減になって手や指、そして肩の疲労が減ると思います。仕事しているとすぐに肩がこってしまう人などに勧めたいですね。

2.手元が見やすい先端形状

さすが製図用筆記具を名乗るだけあって、デザインと使いやすさは良いものを持っています。4mmパイプと先金の形状により、手元や書いている文字が見やすく、定規を当てた際も快適に線を引くことができます。

他のタイプのシャープペンシルと書き比べてみると、このすっきり感を実感できます。

この価格で、このデザイン。すばらしいです。

3.新感覚のメタルグリップ

こんなメタルグリップ、見たことないですよね。持つ位置によって感触が異なる金属製グリップで、自分に合った握り心地を選べちゃうんです。先端部を持つとしっかりとグリップ出来て、集中力をもたらしてくれます。

もう少し上を持つと柔らかく持てます。こういう発想は新しいですね。

ラバーグリップ全盛の現代で、あえてこのお手頃価格の筆記具にメタルグリップを持ってきたことが吉と出るか凶と出るか楽しみですが、こんな筆記具が近くに一本あっても良いんじゃないですか?


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ついでにシャープペンシルの由来です

1800年前後にシャープペンシルはアメリカで発明されました。

語源は、1837年頃にアメリカで発売された世界最初の実用シャープペンシルの商標「Eversharp」(エバーシャープ)だと言われてます。この商品名は「常に鋭い」という意味です。鉛筆のように削ることなく、ずっと書き続けられるってことでしょうね。

日本には明治時代にシャープペンシルが入って来ました。

その頃は「繰り出し鉛筆」と呼ばれていたんですよ。その後、大正時代に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」(Ever Ready Sharp Pencil)という商標の商品が発売されて以降、「シャープペンシル」という呼称が日本では一般化していきました。

これは、日本語にすると「常備芯尖鉛筆」であり、「常備されている芯の尖った鉛筆」という意味です。これは現在の総合家電メーカー・シャープ株式会社の創業者・早川徳次が発明したものです。当初は「早川式繰出鉛筆」という名前で、その後に改名され、さらに後に「シャープペンシル」となったのです。

雑誌の特集でこの「早川式繰出鉛筆」見たような・・・

これ以前の繰出鉛筆の軸素材はセルロイド製でした。非常に壊れやすく実用的ではなかったのですが、早川式繰出鉛筆は美しく丈夫な金属軸で製作され、実用性と装飾性の高い製品であったのです。

発売当初、日本国内では「和服には向かない」「金属製は冷たく感じる」などの理由で全く売れなかった時期もあったみたいです。しかし、その後に欧米など海外に輸出されると高い評価を得たことで、日本国内でも飛ぶように売れるようになりました。

社名の「シャープ」(Sharp)もこの筆記具の名前に由来する。

このように「シャープペンシル」または「シャーペン」は、当時の商品名「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」に由来する名前です。これらは和製英語であるため、海外では通じない言葉であり、英語では「mechanical pencil」(メカニカルペンシル)と呼びます。

こういう起源や語源を調べるの好きなのです!

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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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