僕がキャップレス万年筆を使い始めたキッカケ
僕は昔から万年筆が好きだったのですが、なかなかキャップレス万年筆を購入するところまで至りませんでした。ところが、最近では肌身離さず持ち歩いています。どうしてこんなに変わってしまったのかを紹介します。
以前の僕は、キャップレス万年筆など邪道だと思っていまして、気にもとめていませんでした。ただの食わず嫌いみたいなものだったのです。存在はかなり前から知っていたので、トライしてみれば良かったんですよね。
あるとき岡崎のペンズアレイタケウチさんで、イベントに来てくれた女子がキャップレス万年筆を買い求める場面に偶然居合わせたのです。知り合いの女子だったので、ストレートに質問してみました。
「キャップレス万年筆なんて・・・良いの?」
その女子もストレートに答えてきました。
「だって、キャップが面倒くさいんだもん!」
この会話から、僕はキャップレスに興味を持つようになったのです。
キャップがなければインクが漏れるという思い込みがあった
いやいや、面倒くさいかも知れないけれどキャップがなかったら、インク漏れが多発するに決まっているでしょ?服が汚れたらどうするの?と、僕は思い込んでいたので、手を出さなかったんです。
でも、竹内文具店の店長に聞いてみたら「イマドキ、そんな話聞かないよ。昔から性能良いんだよ」と教えて貰いました。
そんなに性能が良くて心配することがないのなら、使ってみようかな?興味が沸々と沸いてきた瞬間に購入してみました。
キャップレス万年筆の良いところ
僕はちょっとマニアっぽいところがあるので、普通の人と好きなポイントが違うかも知れませんが、チャレンジ精神旺盛なので公開してしまいます。
- キャップの閉め忘れがないので、ペン先のインクが乾きにくい。
- ペン先の繰り出し構造が神秘的で見ていて飽きない。
- ペンが出ている時のノック部分の頼りない音が好き。
万年筆好きな人なら、わかってもらえると思います。
特に三番目は分かりにくいのですが、ペン先を出した後のノック部分を軽く押して離してやると乾いたスプリングの感触だけが残るような不思議な感じがするんです。ここの「頼りなさ」が僕が一番好きなところなのです。
手に触れるものは最高のものを選ぼう!
手に長い時間触れるものですから、筆記具にはこだわりましょう!
自分の思考を紙に落として表現する大事な道具なんですからね。僕はこのキャップレス万年筆の中に安らぎと癒しまで含んで、さらには書きやすく思考がダイレクトに表現できることを見つけました。だから大事にしているのです。
自分の趣味の道具なら大事にしますよね?ゴルフ好きな人が道具にこだわったりメンテしているのと同じです。手に触れるものだから、自分に合った最高のものを使いましょう!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。
パイロット 万年筆 キャップレスデシモ FCT15SRPWF 細字 パールホワイト
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