なんと16年間も僕たちを楽しませてくれた日経ビジネスアソシエが休刊になってしまうということで、急いで最終号を書店に買いに走りました。この雑誌の最終号だけは、リアル書店でお金を払って買いたいなぁと思ったからです。
この雑誌は、次世代のリーダーを目指す、意欲あるビジネスパーソンのためのワークスタイルマガジンとして2002年4月に創刊したとのこと。ちなみに、雑誌の名前「Associe(アソシエ)」は仲間を意味するフランス語だそうです。
紙の媒体がどんどんなくなっていくのは当然の流れなのかもしれないけど、寂しいです。テキストにアンダーラインを引いたり、切り取ってノートに貼ったりすることでモチベーションが上がる僕には本当に寂しい話なのです。
日経ビジネスアソシエとの思い出があります
日経ビジネスアソシエはよく文房具特集を組んでくれました。そこに寄稿した僕のものもよく使ってくれました。とっても感謝しております。なんとなく田舎に暮らしていても十分に世界に声が届くことを教えてくれたのがアソシエでした。
こんな全国版の雑誌に簡単に掲載してもらえるんだなぁと自信になりましたし、ここで取材を受けたり、文章を訂正されたりしたことが、とても良い勉強になりました。また、東京に行くことが何でもないことになりました。
日経ビジネスアソシエは僕の世界を小さく変えてくれたのかも知れませんね。さらには前編集長の坂巻さんの講演を拝聴させていただき「世の中にはすごい人がたくさんいるなぁ」と感動したのも良い勉強になったのです。
日経ビジネスアソシエのどこが良かったのか?
日経ビジネスアソシエはどうして16年も続いたのだろうか?この部分は分析しておく必要がありますよね。同じような雑誌はたくさんあるのに、この雑誌のどこが良かったかわかれば、それを基礎にして出来ることがありますからね。
- 簡単にパクって仕事に活かせるネタがたくさんある。
- コラムがタイムリーで読みやすい。
- 解説がロジカルで勉強になる。
ビジネスパーソン向けってターゲットが絞ってあるけど、ここも良かったところです。入社して数年間はよく社会のことがわからなくてモヤモヤするし、周囲がどんなことをしているのか気になりますからね。
こういう雑誌を読んでいると、みんな同じような悩みを抱えていて、その解決に向かって頑張っていることがよくわかりますからね。読めば必ず気づきがあって、収穫があるのが日経ビジネスアソシエだったのです。
特に1番の「簡単にパクって仕事に活かせるネタがたくさんある」ってところは、本当に救われていました。アソシエを買うと、何か良いネタないかな?と探して回って実践できるとことは即採用していましたからね。
仕事術や文房具、さらには手帳術など、なかなか人に聞いてもわからないことやその方法が書かれているものは他にはなかったですからね。助かりました。こういう雑誌がなくなって、これからは電子版になるのでしょうかね?
では、今月号はどうなっているんでしょうか?
2025大予測「気が重い未来の明るい歩き方」
大予測1、複業社会 社員の4割が複業ワーカーに
一芸社員は「定年=失業」?
大予測2、信用経済&超履歴社会 確実に広がる「個人間信用格差」
「正直者が馬鹿を見る」は昔話に
大予測3、AI/テクノロジー 2015年、AIは「心」を持つ?
ロボットと人間が協働する世界に
大予測4、空家問題 理不尽出費にあえぐ「1億総不動産貧乏」時代
住宅サーフィン生活を超格安賃料が後押し
大予測5、介護2025年問題 7年で70万人が「介護離職」
介護経験が評価される時代に
大予測6、孤独リスク 殺伐とした社会問題が頻繁に発生
日本人しか知らない「最も死に至る病」
すごく良いですね。内容も充実しています。永久保存版というよりは、今しっかりと読んでこれからの行動につなげていきたいといった内容になってます。さすが日経ビジネスアソシエですね。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。感謝します。