今、文房具業界でブームを起こしている「古典インク」万年筆もインクもお金がどれだけあっても足りなくて、それでいて欲しくてたまらなくなってくるので、なるべく見ないようにしているのに、ついつい目に入ってきてしまう危険な物体だ。
そういう自覚をしているにもかかわらず、買ってきてしまった。ペンズアレイタケウチさんに綺麗に展示している様子をみていると、欲しくなってしまったのだ。まあ、それほど抵抗せずに、部屋の中を文房具だらけにすればいいだけのことなので問題ない。
そんな小さなことにビクビクしている必要はないのだ。僕がこんな小さなことを考えている間に、人類は着々と滅びに向かっているかもしれないし、世界の終わりに近づいているのかもしれない。小さなことに悩むのは止めよう。時間がもったいないのだ。
ということで、今日はプラチナ万年筆の古典インクについて書いてみる。
古典インクのプラチナさんからの説明
以前、名古屋のペンランドカフェさんの主催のプラチナさんの万年筆工場を見学させていただいたことがある。恐ろしいほどの精密さが要求される作業がてんこ盛りの工場だった。とても良い経験になった。本当に行って良かった。
その見学中に、プラチナ万年筆の社長がおみえになって、市場動向などをプレゼンしてくれた。業界でも有名な尖った社長さんだけあって。僕らに対しても情け容赦ないぶった切りかたで、叩きのめされてしまった。それ以来、プラチナさんは大好きだ。
そのプラチナさんからの「古典インク」の説明を紹介しておきたい。
茶葉等に含まれる植物由来の成分と鉄分を調合した水溶性のインクです。紙に浸透し酸化して定着するため対光性・耐水性に優れ、長期間の保存に適した特殊なインクです。その特性上、書き始めは鮮やかなインクが書き終える頃には黒く酸化していきます。色の変化する過程もお楽しみください。
そうか!色が変化していくんだ。すごいですね。僕自身はインクで濃淡を楽しみたいので、こういうことには注目していきたいですね。
僕の部屋がインク沼になってもいいように、早々に準備しないと間に合わないかもしれないですね(笑)。色合いはカークブラックでこんな感じです。
しかし、「古典インク」は、本当に楽しめるのか?という疑問には全く踏み込むことが出来なかったので、もう一度このブログの中でチャレンジします。申し訳ありませんでしたm(_ _)m
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