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岐阜県美濃市『紙遊(seeyou)』紙好きの心を揺さぶる異次元空間

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美濃和紙の『紙遊(seeyou)』さんに行ってきました

夏休みを利用して、岐阜県美濃市の『紙遊(seeyou)』さんに行ってきました。きっかけは、お昼ご飯を食べながらFacebookを眺めていたら古川紙工の古川社長が「夏休みなので、定休日もお店開けます」と書いて見えたのを読んだからです。

車で1時間ちょっと走れば着くくらいのところにいたので、「行こう!」と決意して車を走らせました。こういう巡り合わせは大事にしたいですし、思い立って行動した時に幸運がやってくるのは経験則でわかっているんですよね。

あの「そえぶみ箋」を作っている会社がやっているお店なので間違いはないですよね。日本文具大賞の優秀賞も受賞して乗りに乗っているはずなので、そこも楽しみにして美濃市に向かいました。

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外観よりも、驚くほど広い店内にびっくり!

壮観な美濃の街並みの中にある『紙遊』を無事発見し、店内に足を踏み入れて驚いたことは想像していた数倍の広さだったことです。勝手に店内のイメージをしていたんですが、紙の倉庫をそのまま利用しただけあって声が出るほど広いです。

どうしても店内撮影がしたかったので勇気を振り絞って「すいません。店内撮影させてください」と小さな声でお願いすると「どうぞ〜♪」というお返事。僕は小1時間写真を撮りまくりました。このお店は趣があって良いです!

商品の並べ方、見せ方、さらに言えば昔ながらの骨董品のような道具との調和を図りながら興味をそそるように見せていく手法は見ている側をうならせますよ。「やるなぁ」と声が出てしまったほどです。隅から隅まで楽しめるお店です。

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『紙遊』さんのお店のコンセプト「和紙と営む丁寧な生活」

美濃和紙1300年の歴史を誇る 岐阜県美濃市の“うだつの上がる町並み”に、紙の倉庫をそのまま利用し誕生したのが紙遊です。
「和紙と営む丁寧な生活」をコンセプトに、和紙と和紙製品のセレクトショップとして、美濃和紙をはじめとした和紙や和紙雑貨を各種取り揃えております。

店内は先人達が使い込んだ調度品をディスプレイに利用したり、大きな梁や土壁などもそのままにどこか懐かしい空間になっています。品揃えも豊富で、人気の和紙タオルや和紙くつ下をはじめ、各種手漉和紙 及び便箋やのし袋、おりがみなど いろとりどりの商品を種類豊富にご用意しています。
また、併設のカフェスペースでは、落ち着いた空間でゆっくりとした時間をお過ごし頂けます。
さらにその奥にはギャラリースペースもあり、出展者も随時募集しています。

様々な使い方ができる和紙だからこそのバラエティーぶりで飽きさせません。
和紙が持つ魅力とその奥深さを短時間で学べる感じていただけるお店です。みなさんも、うだつの上がる町並みの散策の途中に立ち寄り、1300年の和紙の歴史を感じながら、もちろん楽しみながら、和紙の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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感覚に直接響いてくる美濃和紙の凄さ

柔らかな肌触り、色鮮やかな色彩感覚、静謐な街並みと店内、新しさと古さが融合した匂い、そんなものが一度に自分の中に入ってきて別世界に連れて行ってくれるようなお店でした。『紙遊』さん、また行きたいです。

昭和と現代を行ったり来たりできるような感覚は、こういう場所に来ないと味わえないですからね。僕は部屋の装飾用に一枚「まとい」がデザインされた紙を買いました。シルクスクリーン印刷だそうです。部屋が明るくなるといいなぁ!

是非是非、一度遊びに行ってくださいね。では!

www.shiyu.co.jp

[ 連絡先 ]
■岐阜県美濃市常盤町2296
■TEL:0575-31-2023  ■FAX:0575-31-2024  ■e-mail:washi@shiyu.co.jp