文房具の穴って何だ?
「文房具の穴」ってなんだ?という問い合わせがありましたので、お答えします。これは文房具の起源やその構造を深く掘り下げて知識を蓄積し、より素敵な文房具の使い方をする目的を持った組織です。会員はまだ僕だけです。
由来は、子供の頃に見た「タイガーマスク」という強烈なプロレスアニメ番組です。その中で主人公がプロレスの厳しい特訓を受けたのが「虎の穴」という組織で、友人からイギリスに実在すると聞いていました。(真偽は不明)
聞けば聞くほど恐ろしい組織で、死者が出ることすら厭わない地獄の特訓が待っているのだそうです。そこまではいきませんが、そのくらい真剣に文房具と向き合っていることをアピールするために「文房具の穴」と名付けました。
ご理解いただけたところで、今日の本題に入っていきます。
修正テープは僕たちの恩人です
会社の入った頃の僕は毎日「修正液」のお世話になっていました。普段は職場の中では共用文房具として扱われているのですが、あまりに使用頻度が高いので職場の事務用品購入担当の女性が僕専用に買ってくれるくらいヘビーに使ってました。
その頃の「修正液」は、速乾性と言っても数分かからないと乾かないものでした。よくフウフウ吹いて乾かしていました。乾いても、その上から字を書くとうまく書けなかったり、ひび割れたりして扱いが難しかったです。間違えなければいいのですがね。
そんな僕にとって素晴らしい革命が起きました。「修正テープ」の登場です。世界的には、もっと早い時期に開発されていたんでしょうが僕は知らなかったのです。これは使った瞬間に乾いているので、全く問題なく字が書けるスグレモノでした。
「修正テープ」の進化版登場
僕は私生活でも好きになってしまうと欠点が全く見えなくなってしまう。修正テープも万能のように思っていたが、そうでもないみたいだ。巷で騒がれている欠点を洗い出してみると、このような結果になる。
- 繰り出しの最初が重たい。
- カーブに弱い。
- 巻きよれが出たり、弛んだりする。
- 帯状にしか消せない。
- ちょっと高い。
4については「修正テープ」の一番良いところの裏返しなので、あまり触れないようにしておきたいと思う。でも、最近発売されたモノはこれらの欠点を全て克服した商品が多いように感じられる。トンボ鉛筆の商品で分析してみると・・・
ヘッドを押し付けた瞬間にロックが外れて修正テープが巻いてあるロールが稼動できるので、今までの修正テープよりも驚くほど軽くなりました!トンボ鉛筆の『MONO AIR』もちろん手ぶれ修正機能も付いてます。
恐ろしくいいですよね!
遡ってみると「修正テープ」は平成元年に登場したまだまだ最近発明された文房具なのだそうです。びっくりしますよね。そんなに最近なのですね。ずっと昔からいるような気がしているだけなのです。これからもよろしくお願いしたいですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。