数年前に会社から出向を命じられました。よくよく悩みましたが、自分の目指している方向のひとつでもありましたし、これも運命だと思い快く応じて出向先に出向きました。結局、4年で帰ってくることができましたけどね。
その出向先は、驚くほど狭くて通路も人が通るのがやっとという状態。なんとかせねばと色々工夫しましたが、一番役に立ったのが「文房具の知識」だったと思います。そんな思い出も込めて、事務効率文具を紹介しますので参考にしてください。
「一体、どうやって狭いスペースを有効に使うのか」ということに特化したアイデア文房具を懸命に探して、自分の居場所を構築していったプロセスを書いておきます。簡単なので、誰でも真似できますよ。
1、キーボードを収納できるようにした
最初に導入したのが「リヒトラブの机上台」です。
僕はこの下部分にパソコンのキーボードを入れて、上部分のモニターを2つ立てて毎日仕事をしていました。会社の中でデュアルモニターを採用している人が少なかったので、少し叩かれましたが気にしませんでした。
デスクスペースが一気に広がってなくてはならないものになりました。今でも、使っています。この机上台を使うと、視線が上がるので姿勢も良くなるんですよ。一石二鳥の便利文房具なのです。
2、トラックボールマウスにして疲労軽減と省スペース
次にトラックボールマウスの採用です。
僕は価格と操作性の相性を考えてロジクール社のものを採用しました。最初、慣れるまで操作に戸惑いましたが、使い出すと最高に良いです。肩こりと腕の疲労が著しく軽減されたので、今では手放せない状態になりました。すべてのマウスを置き換えました。
本来の主旨はマウスは操作するスペースを削減することだったのですが、副効果が大きくて霞んでしまうところでした。このマウスを置いておくだけでいいのです。動かさずに操作できるんですよ。いいでしょ?
3、ペンケースは「立つ」ものを選ぶようになった。
コクヨのネオクリッツは、僕たちの強い味方です。
何と言ってもペンケースとペンスタンドを2役こなすマルチぶりですからね。それほどオシャレではないですけれど、僕は「スペース削減」を選びました。デスクからペンスタンドが消えて、ネオクリッツが立つようになりました。
4、ホワイトボードのスペースは、これで代用。
ホワイトボードを設置したかったけれど、場所をとるので我慢して「どこでもシート」を採用しました。これは本当に便利だった。僕は毎日ヘビーにホワイトボードを使っていたので、情報共有するときになくてはならないものだったのです。
一枚引き出して壁やガラス面にくっつけ、その場で書きながら説明できるって良いですよ。是非是非、職場に導入してみてください。ホワイトボードを設置する場所がある人は、もちろんそちらの方が良いですけどね(笑)
5、蛇腹式ドキュメントホルダーが便利!
僕はこのタイプの三角形のものを使っていました。案件ごとに分類して、クリアファイルごとどんどん入れ込んでいきます。古い案件は奥に、新しいもの、見たものは手前です。押し出しファイル形式で書類を整理できるのです。
滞留しているもの、もうあまり興味がなくなったものなどが一目で見ることができるので、とても便利でしたよ。知り合いに、「どうしても欲しい!」とせがまれたのであげてしまいましたが、もう一度買おうと思ってます。
以上です。いかがでしたでしょうか?興味を持っていただいたら、チャレンジしてみてくださいね。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。