最近、耳栓のお世話になっている。視覚も嗅覚も触覚も驚くほどに衰えてきたと思ったら、やたら「聴覚」だけが鋭くなってきたためである。基本、気のせいだと思うが煩くて仕方ない。大きな声で話をする人は日本から出て行ってもらいたい。
こんなことを書くとブログが炎上するといけないので、ほどほどにしておく。仕事中に耳栓をして仕事をしていると「部下の声に耳を傾けない上司」というレッテルを貼られてしまうギリギリのところで、いつも勝負している。大変なんである。
僕が最近愛用している『クロス ローラーボール エッジ』は最高である。
基本、サイズは手のひらからちょっとはみ出すくらいのコンパクトな出で立ちなのだが、ペン軸を引っ張りあげると2cmほど伸びて通常使いの筆記具になる。このペンアクションがたまらない魅力である。一種のギミック感覚さえ味わえる。
耳栓をして書物をしていると水中にいる感覚に襲われる。そんな感覚を正規の世界に連れ戻してくれるのが。『エッジ』のペンアクションである。ちょっとこの感覚は理解してもらえないかもしれないけど、酸素ボンベとウエットスーツみたいな関係なのだ。
自信があるわけではないけれど、なんとか正気を保っているのは「耳栓」と「クロス ローラーボール エッジ」のおかげでもある。男も50歳を過ぎたら、こういう秘密兵器を常備して外敵と戦わないとやってられない・・・(笑)