『本と文房具とスグレモノ』

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プラスとマイナスのドライバー

ベッセル(VESSEL) ボールグリップドライバー プラス2×100 No.220

今日は「プラスとマイナスのドライバー」について書きます。

僕は握力がなくてネジをすぐに壊してしまうので「プラスネジ」が嫌いでした。必然的に「プラスドライバー」も使いにくくて仕方ないものだという位置づけでした。まずはこの違いの歴史について調べました。

プラスネジとマイナスネジの歴史

昔、ねじが発明されたときには、まだ技術が進んでいなくて+穴が作れなくて、-(すりわり付きという)ねじでした。その後+穴が作れるようになり、現在では+が主流です。日本では第二次世界大戦後に+が入ってきたので+は割りと新しい技術なのです。それでちょっと古い機械や家の配線等に-ねじをよく見かけます。+のほうがドライバーが少しくらい斜めでも回せるし、自然にドライバーが真ん中に当たって使いやすいですね。トルクもかかってなめにくいし。今はトルククスなどさらになめにくいねじがたくさんありますし、三角ねじなど特殊なねじもあります。ドライバーはそのねじを回すために作られた道具なので、ねじ頭の種類と同じだけ種類があります。

ということは、僕が「マイナスのが使いやすい」と思っていたのは気のせいだったんですね。ネジ頭がなめにくいだけだったんですね。

ネジが好きです

僕は会社に入ったときに「ネジ部品」の買い付けをやっていて、暇さえあればJIS規格のを読んでいたので「ネジ」が大好きです。美しい螺旋形状を見ていると、この世の美しさの結晶みたいに思えます。螺旋が好きな人も多いですよね。

ネジも螺旋ですが、アンモナイトも、DNAも、巻貝も螺旋形状のものはみな美しいです。今度、螺旋文具を探してみようと思います。きっと素敵なものがみつかると思います。

オウルテック HDD用インチネジ OWL-NEJI03

参考にしてほしい本です

人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた

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