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コクヨのキャンパスノートが発売40周年!使い方は十人十色です。

コクヨのキャンパスノートが発売40周年!

いつも僕たちのそばにいる愛すべき存在:コクヨのキャンパスノート!なんと発売40周年を迎えたそうです。おめでとうございます。凄いですよね。僕も高校時代はずっと『キャンパスノート』を使ってました。学生らしいですからね

よくよく考えたら、このノートくらいしか田舎では売っていなかったような気がします。そのくらいキャンパスノートは僕たちのすぐそばにあって、空気のように学習のお供をしていてくれたんですよね。 

僕も使っていましたし、子供たちも使っています。長く愛されるには理由があるんですよね。このロングセラー商品の魅力は・・・十人十色の使い方が出来るところにあるんじゃないでしょうか!

コクヨ 限定柄キャンパスノート ドット入罫線 5冊 B5 A罫 ビビッドカラー ノ-3CATN-L9X5

ヤフーニュースを引用します。文章が味気ないので、ちょっとアレンジしますね。

 

戦後復興から続く高度経済成長で、お茶の間にはテレビ、冷蔵庫、洗濯機の三種の神器が普及。庶民の生活が潤いはじめ、子供の教育にカネをかける余裕ができてきた。高校進学率が初めて90%を超えたのが1974年。その翌年、産声を上げたのが、大学ノートの定番コクヨの「キャンパスノート」シリーズです。

 ステーショナリー事業を手掛けるコクヨS&Tによると、10人に9人は一度は使ったことがあり、毎年1億冊を売り上げるヒット商品で、累計販売数は約27億冊。すべて平積みすると、1冊40枚、厚さ4ミリのノートが、1万800キロの高さに。東京―ニューヨーク間とほぼ同じ距離だ。国民的人気商品の地位を確立するまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。

 クリエイティブプロダクツ事業部ペーパーステーショナリーVU商品企画グループの絵馬多美子氏さんがおっしゃるには、

「糸を使わない“無線とじ”に改良を重ねて製品化したのが初代。それから8年、さらなるイメージアップを図ってロゴを作り、表紙に罫線のイメージを表示して中身を分かりやすくしたのが2代目だったのですが、国内外で非常にマネされてしまった。それで、表紙の色柄を変えて、ロゴを縦に配置したのが91年発売の3代目です」

 満を持して投入したのに、ほどなくバブルが崩壊。デフレが進み、価格競争の波にさらされる。営業マンが文具店の声を聞き、ママさん社員が子供にヒントをもらい、時には学校に出向いてヒアリング。チーム一丸で8年かけて開発した3代目は、安価なPBノートと並べて売られてしまった。

■バブル崩壊で高付加価値路線に

そこで、2000年発売の4代目から高付加価値路線にシフトする。

「『背クロスの端が切れて最後まで使いにくい』という声が多く、4代目では破れにくい背クロスを開発。5代目では、背クロスに科目名などを書き込みやすい素材に変更しました。もちろん、材質の改良を重ね、より書きやすい材質を追求し、罫線を工夫しています。たとえば、『ノートに縦線を引いて利用したい』というニーズには、罫線のところどころに△印を加えて、線を引きやすくし、理系科目などには方眼タイプを加えてグラフを書きやすくしました。高付加価値路線にしたことで、細かいアレンジを加えたノートを売り出しやすくなり、多様なニーズに応えられるようになったのです」

 横線のオーソドックスなタイプを基本に、横幅の違いや方眼、色の違いなど種類は300種類に及ぶ。出荷する大部分を滋賀の自社工場で作っているからこそ、小ロットでも幅広いラインアップに対応できる。

「最近のヒットのひとつは、表紙が黒の方眼タイプで、学生から社会人までファンが多く、『この組み合わせ、ありそうでなかったよね』と好評です。もうひとつは、ルーズリーフを入れる袋。ルーズリーフの束をそのままカバンなどに入れておくと、折れたり、シワがついたりしますが、これがあれば大丈夫です」

 材質の進化もすごい。ノートに16キロ分のペットボトルを吊るしても、中紙は破れず、中紙と背クロスがはがれることもない。それでも技術に満足せず、「より消費者のニーズに近い商品を生み出すのがこれからの目標」と言い切る。長く愛される商品は、いつも消費者のそばにあるのだ。

KOKUYO ノ-3BN10 キャンパスノート6号(セミB5)B罫30枚10冊組