『本と文房具とスグレモノ』

文房具は、身近で安価で即効性のある成長アイテムです。毎日、情報を発信してます。

未体験の書き心地「G-FREE」~セーラー万年筆~

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久々に素敵なボールペンを試書きさせていただいたので、その想いが冷めないうちにブログに書かせていただきます♪その逸品は「セーラー万年筆:G-FREE(ジーフリー)」です。では、紹介させていただきます。

セーラー ボールペン ジーフリー G-FREE 【8本セット】

未体験の書き心地とは?

この新しいボールペン:G-FREE(ジーフリー)。重力を自在にコントロールする次世代ボールペンとして、この名前が付けられました。まるで宇宙空間を駆け抜けるような心地よさを、あなたに手に。という思いのこもった筆記具なのです。

www.sailor.co.jp

G-FREEの機能や動画をチェックしたい方は、こちらのHPをどうぞ!

まずは、GFREEインクを体感してください

〔G-FREE〕インクはなめらかさを追求した新開発の低摩擦インクです。筆圧をかけずに書いてもカスレやボテ(インクの固まり)が少なく、ストレスを感じさせない書き味です。僕はボテが大嫌いですので、ここはとっても嬉しいです。

試書きさせていただいたのですが、僕にとってはなめらかでも滑り具合がちょうどよかったです。滑り過ぎるとかえって力が必要だったり気を使うことになったりして嫌なんですよね~G-FREEはバランスのよいボールペンです。

驚きの筆圧アジャスター搭載

G-FREEの最も特筆すべきところは「筆圧アジャスター」です。これはペン軸内上部に内蔵されたスプリング機構のことです。これにより筆圧がかかるとレフィールが上下し、過剰な筆圧を吸収するのです。

これによりハード&ソフトの書き味が選択できるのです。右に回すと「ハード」、左に回すと「ソフト」になるのです。この弾力設定が出来るボールペンは今まで無かったように思います。手の負担が軽減され、書きやすいですよ~

とってもオシャレなカラーバリエーション

セーラー ボールペン ジーフリー  G-FREE 【8本セット】

見ていただければ分かるように、とっても素敵なカラーバリエーション!上から「WHITE」「RED」「BLUE」「CYAN」「C.BLACK」「C.NAVY」「GREEN」「ORANGE」8種類です。僕は特にグリーンの色合いに惹かれます。

スケルトン構造のものを買うと、よく「筆圧アジャスター」の構造も理解出来て、自分に一番に合った使い方が出来ると思います。ぜひ、一度試書きしてこの商品の良さを味わっていただいてから購入してもらいたいです!

「京の象(かたち)」~京の心と文化です~

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今日はペンズアレイタケウチさんが主催する「おかざき文具博2015」で講演をしてきました。とっても楽しかったです。面白い人にたくさん会えましたし、色々なお話も聞くことが出来ました。文房具ライターをやっていて本当に良かったです。

「どうしても見せたいものがある!」ペンズアレイのGMが力んで紹介してくれた最初のものが、京の象(かたち)さんの和紙でした。これは強烈な色あいでとっても印象に残りました。一体どんな活用が出来るか、そればかり考えてます。

www.kyonokatachi.co.jp

こんな和紙が一枚づつ売られているというのは魅力的ですよね。僕は「ブックカバー」「包装紙」「ランチマット」「コースター」くらいしか思いつきませんでしたが、もっと楽しい使い方が絶対にあるはず!使わないともったいないですね~

普段あまり見ることが出来ない派手な色あいは、とってもセクシーです。この色気はなかなか今までの文房具の世界になかったものですから上手く取り入れたら絶対に面白いものを産み出すことが出来るはずです!気合入りますね~

これからの、京の象(かたち)さんの事業展開に注目です。

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さらに、「社長さん、美人でしょう?」「・・・間違いないです」僕は社長さんのアドアップの写真を撮らせていただいて、無理無理ブログアップすることまで承知いただいたのですが・・・今回は和紙が主役なので、アップ見送りです(笑)

全国の男性諸君、次回の企画をお楽しみにしてください。

僕たちの世界が便利なのは『テプラ』のおかげです!

キングジム ラベルライター テプラPRO SR150

キングジム ラベルライター テプラPRO  SR150 オフホワイト

『テプラ』に感謝しなくては!

テプラはすごい!僕たちの生活を変えてくれましたよね〜♪テプラで作った表示を見ない日はないし、職場にも家庭にも手の届くところに置いてある。これは革命的なものを感じます。

僕の三人の子供が小学校に上がる頃、我が家にはまだテプラが無かったのです。持ち物の名前書きに嫁さんは何時間かかったのだろうか?聞くことすら恐ろしい。聞いたら殴られるかも知れません。

僕はすぐに持ち物を忘れて来るので、色んなモノにテプラで作った名前が貼ってあります。かなりカッコ悪いが仕方ないです。ライオンを一緒にプリントして貰っているがイマイチです。

まだまだ『テプラ』は、進化しますよね!

コハルが登場して、さらなる進化をとげとげようとしているネームプリンター!ぜひとも応援してあげたいと思います♪

キングジム マスキングテーププリンター  こはる MP10 ブラウン

コハルはマスキングテープ専用のネームプリンターです♪(*^^*)クリアファイルのラベル印刷に最適です!ノートにもいいですよ。綺麗に剥がせるからね。まだまだ素敵な使い方があると思うけどなぁ〜一度文房具朝食会@名古屋でブレーンストーミングを実施してみたいです(笑)

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。

素敵な木製万年筆スタンドを見つけました

ペンズアレイタケウチで面白い「木製万年筆スタンド」を見つけました!木製なのにお手頃価格ですので良いと思います。(値札には¥2500と表示されていました。)木製品は使っているうちに味が出るので長く使い続けるのが楽しみですよね~

この万年筆スタンドは「台座」と「枕」に名称が分けられるみたいです。「台座」は寄木作りなのか全体を引き締めるシャープなラインが入っていますね。「枕」は丸型でとても柔らかいデザインです。素敵ですよね!

万年筆を使っているときはスタンドがないと紙や手にインクがついたりするので、これを防止する台座があると安心ですからね。僕はよく新聞をひいているのですが、かっこ悪いです(笑)キャップレスならこんな心配はないのですがね。

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こんな万年筆の台座はみたことないので、ちょっとマニアな人にはたまらないアイテムとなるはずです。どうですか?この写真で臨場感はでましたでしょうか?このほかにもインクボトルスタンドをケヤキで作ったり・・・色々な試みがあります。

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僕は先日「ブロッター(インクがにじまないように余分なインクを吸わせる道具)」を買ったばかりなので、もう少し我慢してから購入検討をします。こういう良いモノに囲まれた生活がしたいですね♪

『赤青鉛筆』は文化レベルの象徴です!

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『赤青鉛筆』まだ使っていますか?

僕はいつもは蛍光ペンで行うタスクの消込を、時々赤鉛筆に変えたりして使うようにしています。特に赤色は力強い色なので消込に適していますよね。添削・採点は昔から赤を使うのが定番ですからね。いつもそばにある文房具は『赤青鉛筆』です。

基本は丸型の赤青鉛筆を使ってますが、六角型も最近では容易に入手出来るアイテムになりましたので嬉しいですよね。(僕は最初六角型の赤青鉛筆を見た時に、とても感動したことを覚えています)長く愛されている文房具のひとつですよね。

こういう文房具を愛したり、大切にしたり、良さを伝えていくことも僕の大事な仕事だと思っているので、今日のテーマは『赤青鉛筆』にさせていただきます。歴史から思いまで、みなさんお付き合いくださいね。

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赤青鉛筆の歴史と色あいの訳

赤青鉛筆は訂正用鉛筆として作られたそうです。当時は鉛筆が主流でしたからね。大正3年(1914)発行の眞崎市川鉛筆株式会社(現・三菱鉛筆株式会社)の目録に「月星印朱藍色鉛筆」が紹介されており、当時は「朱藍色」と銘打たれています。

「朱藍」という呼び名に始まり、その後、大雑把に系統別けした呼び名として「赤青」が加わってきました。赤が朱色なのは、朱色が「赤」として長く使われていたためですね。

鉛筆が現れる前は長く墨書きが用いられ、墨の色は黒と朱の実質2色でした。古代中国には墨書や朱墨の跡があり、甲骨文字と併用されたことが分かっています。当時から、天然鉱物の辰砂を原料に朱墨を作っていたのです。

この経緯から、日本や中国などにおいて「赤」とは、伝統的に朱色を指します「朱」の字を、常用外の訓読みで「あか」と読むのも、そのあらわれです。そして、朱印が今も使われるのと同様、朱色の鉛筆が赤鉛筆として用いられています。

現在でも、書き入れや訂正などをすることは「朱を入れる」「朱筆を加える」といい、訂正用鉛筆である赤鉛筆に朱色を用いるのは、ごく自然なことといえます。

一方で、青が紺青色なのは、赤青鉛筆が作られ始めた当時の技術の名残です。先述のように赤青鉛筆は、1914年にはありました。しかし現在(2012年)から約100年前の第一次世界大戦の頃ですから、色鉛筆で鮮やかな色を出すことが技術的に困難で、青に相当する色は紺青でした。この当時の紺青色のまま、今も作られているのです。

ところで、鉛筆はイギリスで原型となるものが初めて作られましたが、商品として製造し、輸出するようになったのはドイツです。日本国内では、三菱、トンボ、北星が圧倒的なシェアを持ちますが、世界的にはドイツのステッドラー、ファーバーカステルが老舗として認知されています。

また、紺青という色も、1704年にドイツのベルリンで発見されました。プルシャンブルーという英語の名前は、当時の国名プロシア(プロイセン)にちなみます。

第一次世界大戦まで鉛筆輸出国の筆頭で、しかも紺青色が発見されたドイツから、色と鉛筆製造の技術が合わせて日本に入った可能性があるのでは?という説もあるんですよ。

ちなみに、第二次大戦末期のドイツを描いた映画『ヒトラー最後の12日間』では、ヒトラーが赤鉛筆や赤青鉛筆を地図に投げつけ、部下に怒鳴るシーンがあります。ここで映る色鉛筆は、今の赤青鉛筆と同じです。

話が逸れましたが、この色の組み合わせが以後100年も定番の地位にあるのは、当時の色合いから変える必要がなかったからでしょう。なお海外では、赤の色合いは日本と同じく朱色(やや黄を帯びた赤色)ですが、青については、明るく淡い感じの色合いのものも見られます。

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意外に使わない「青色」

ここは文房具好きとして、あまり触れたくないのですが「青色」って使えてないですよね。「赤色」はすごい勢いで消耗していくのに「青色」はそのままなんてことありますよね。「青色」はどう使ったらいいのでしょうか?

実は青鉛筆は「印刷にうつらない」という特性を持っているそうです。ですから昔から「トーンの指定」は青色で・・・みたいな決まりがあって、出版業界では必須筆記具だったそうです。なるほど、そういう使い方をしていたのか!びっくりです。

僕たちも普段使う時には、訂正は「赤」指定は「青」みたいなルールを決めて使い分けると便利なんでしょうね。ここはもう少し考えてみますが、赤だけしか使えない男から脱皮するチャンスです。

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やわらかなタッチは想像力の源

色鉛筆のやわらかなタッチは大好きです。そもそも鉛筆は筆記に対してトラブルの少ない最高の筆記具ですからね、インクが切れるとか、芯が折れるとか、起こりにくい安定した筆記具なのです。

さらに「赤」「青」も刺激的な色ですので、脳を活性化し、思考を広げてくれる手助けをしてくれること間違いなしです。文房具の本来の役割を果たしてくれていると言えますよね。

娘(高校三年生)のペンケースを覗くと、やっぱり「赤青鉛筆」が入っていました。嬉しいですね~ついでに鉛筆削りも一緒になって・・・この文房具はまだ当分生き残って僕たちを支えてくれると思います。間違いないです。

三菱鉛筆 色鉛筆 772 朱藍 5:5 六角 K772

三菱鉛筆 色鉛筆 772 朱藍 5:5 六角 K772

 

すいません、かなり長くなってしまいましたが『赤青鉛筆』の紹介を終わります。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。感謝です。

最後に、こんな『赤青鉛筆』が存在して伝播して使用していること自体が文化レベルの象徴だと思います。(おおげさかも知れませんが)とても幸せに感じます。これからも赤青鉛筆を見るたびに、幸せを噛みしめようと誓いました。

合わせて読みたい僕の「鉛筆」の文房具ブログ

fumihiro1192.hatenablog.com

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ベロスの使いやすい二重リングを紹介します

ベロス(VELOS)って会社知ってますか?面白い創作文具を作っている会社です。その会社が作っている「いれやすい二重リング」を紹介します。この二重リングに対するストレスは誰しも感じたことがあるでしょうからね(笑)

僕は指が細くて握力も無くて爪も弱いから二重リングを力任せにこじ開けて、鍵を通したりする作業は苦手です。近くの男性にお願いしたりしてます(僕も男性ですが・・・)そんな困りごとを解決してくれるアイデア文具なんです。

ベロス いれやすい二重リング 13mmシルバー

この文具のすごいところ

普通の二重リングは安価ではありますが、とっても使い勝手の悪い構造になってます。確かに年に何回も使う訳ではないですから必要ないかも知れません。しかし、簡単にはいる二重リングはないものかと思ってました。

最近、僕はカメラの首掛け紐を本体カメラと結合させるときに、大変な苦労をしました。でも、これさえあれば簡単に目的のモノを通すことが出来るようになりますよね~これは確かに革命です。

構造的にはとっても簡単です。リングの端末がうまく曲げてあるだけ・・・ただそれだけなのですが、力もペンチも針金も要らない構造に生まれ変わっています。これこそが人類の知恵の結晶だと言えるものです。

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丸加工は入れやすい、外しやすい

この端末の丸加工はかなり難しいと思われます。だって端末を切ってから曲げ込まないといけないですからね。加工後に切るということは、不可能なんじゃないかな?色々考えさせられますが、上手に作ってあることは間違いないです。

入れるときも、外すときもこの出っ張った部分を引っかけてこじ開ければ良いのですから誰にでも(僕にでも)出来ちゃうと思います。入れやすさは格段の違いですね。

こんな便利グッズを知っていると良いですよ。お勧めします♪

ベロス いれやすい二重リング 13mmシルバー (DLI-136) 5個

ベロス いれやすい二重リング 13mmシルバー (DLI-136) 5個

 

ベロス いれやすい二重リング 13mmシルバー (DLI-136) 5個

キングジム「レコロ」でタイムラプス動画をつくろう

キングジム インターバルレコーダー レコロ IR7 白

キングジムの「レコロ」って、知ってますか?

「レコロ」は、設定時間ごとに撮影をおこなうインターバル撮影を手軽に楽しめる専用カメラです。ふつうのカメラでは撮影できない長時間の定点観測を記録することができ、植物の成長の様子など観察に利用できます。

よく植物がにょきにょきと急成長する動画ありますよね?雲がすごいスピードで変化したり、昼と夜があっという間に過ぎていく映像見たことありますよね。あれです。あの作品が個人でも簡単に作れちゃうんです。これをタイムラプスって言います。

インターバル撮影で撮った動画は、時間の流れが普通の動画とは違い、日常では見たことのない動画が撮れることができちゃうんですよね~撮影された動画は、Youtubeなどの動画投稿サイトでは人気があり、多くの動画が取り上げられています。

KING JIM インターバルレコーダー レコロ IR5オレ オレンジ

なんと製造中止の憂き目に

レコロなら撮影・編集を自動で行うので、難しい作業や編集用ソフトは必要ありません。パソコンなどですぐに鑑賞でき、動画投稿サイトにもそのままアップできます。すごいですよね~感心してしまいます。

実はこの製品・・・もう製造していないようなんです!でも、アマゾンではまだ売っています。こんな素敵な商品をもう作っていないなんて・・・残念です。やっぱり需要が少なかったのかな?

キングジムも代替え商品を出したのかな?ちょっと聞いてみますね。これほど面白いアイテムを早々に製造中止にしてしまうなんて、厳しい世の中ですね。こういう商品を使って世界を楽しくさせてもらいたいと思うのは僕だけでじゃないはずです!

今のうちに買っておいて、思う存分コマ撮り動画を楽しみたいですね。

キングジム インターバルレコーダー  レコロ IR7 白

キングジム インターバルレコーダー レコロ IR7 白